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何かにつけて悪者にされる変額保険と変額年金。実際どうなのかを考察してみた。
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最近、変額保険変額年金悪評をよく聞く。

お客様からの申告を直接聞くこともあれば、ネット界隈からその話を嗅ぎ付けることもある。

そんなに変額年金とか変額年金ってダメな商品なのでしょうか。

今日はこの変額保険、変額年金について少し掘り下げてみたいと思います。

どうぞお付き合いください。

そもそも変額保険、変額年金ってどういうもの?商品のおさらいをしてみよう。

何かにつけて悪評が立ちやすい変額保険変額年金

そもそもこれらの商品の特徴ってなんでしょうか。

契約者となった人も説明を聞いて、

「お、これはなかなかいいんじゃないか。」

と、一瞬でも思ったからこそ契約したと思うのです(実際は浅い理解度で契約まで至ってはいけない商品なのですがね^^;)。

それでは変額保険と変額年金の特徴、メリット・デメリットなどを羅列していきます。

1変額保険/変額年金の特徴

変額保険/変額年金の特徴は、なんといっても預け入れた保険料の一部、または全部を特別勘定で運用する、という点です。

特別勘定=比較的高い利回りの投資性商品で運用する箱、とイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。

つまり、受け取る保険金が、運用次第で増えたり減ったりするというわけです。

保険という名前が付いていますが、極めて投資性商品の色あいが強い商品となってます。実際に変額保険/変額年金を資産運用目的で加入している人が多いのも事実です。

 

運用というと、減った時のことばかり心配になりますし、ライフプランやライフイベントから試算された保証額を元に受け取る保険金を割り出していることを考えると、保険としての機能はそこまで期待できないのではないかと考えられがちです。

ただ最近の変額保険/変額年金は、最低保証を付けている商品がほとんどなので、そこまで心配する必要性も感じられません。

 

魅力的な機能が付随している反面、ウィークポイントもあります。

変額保険/変額年金にも投資信託の保有期間の手数料にあたる「運用管理費用」と類似した諸費用たるものが存在するのです。

保険関係費資産運用管理費などと呼ばれるそれらは、お世辞にも安いとは言えません。

最近の投資信託の運用管理費用が軒並み1%を下回るのが普通になっている中、変額保険/変額年金のそれは、2.5%以上にのぼるものがほとんどです。

つまり、運用益があったとしても、毎日一定額のコストが差し引かれているのです。日によってはそのコストが重石になって運用損になるのも珍しくありません。

高い運用益を求める投資家にしたら、コストは敵と考えている人が多いわけですから、いくら高い運用益が期待できるとは言え、この変額保険/変額年金をベストとして考える人はあまりいないのも事実です。

2変額保険/変額年金の活用に向いている人はこんな人

それではどんな人が変額保険や変額年金を活用しているのでしょうか。

ズバリ、使う予定がしばらく無く、その資金をあてにしてない人が、万が一に備えて遺族への資金移動をスムーズに済ませたい人などにに向いています。

つまり、余裕資金を運用しながら相続対策として期待できる商品として期待しているのです。

「預貯金も当然持ち併せてるし、株式投資も投資信託も債券でも当然運用してます。」

そんな人に最適なのかもしれません。

保険金の相続税における非課税枠
500万円×法定相続人の数

これも適用できることもあって、運用しながら保険金を用意できるという点もあり、富裕層にはうってつけの側面もあるわけです。

3変額保険/変額年金のデメリットは何か。

デメリットを強いて上げるとするなら、中途解約した場合に、その解約控除額がとてつもなく大きい、という点です。

すぐに解約して何かに充てがう資金としてあてにしてた場合には当然向いていません。

一年目に解約した場合に、保険金の10%ほど差し引かれる商品もあるので、すぐに解約してしまったらほぼほぼ大きな損失を被ることになりかねません。

1,000万円を変額保険で運用し、1年目で解約した場合
例えば1,000万円を変額保険や変額年金に一括で預け入れたとします。
それで1年目に解約をした場合、積立金の10%解約控除額として差し引かれた場合に、運用益を無視した場合の概算を例に取ると、
積立金額    解約控除額
1,000万円 ー  100万円 =900万円
元本1,000万円が900万円となり、運用損を被ったまま、解約金を受け取らなくてはなりません。

保険なので当たり前と言えば当たり前ですが、やはり元本が削れてしまうのは気になるところです。

なので、投資信託同様、長期間にわたって使う予定のない余裕資金を充てがわなくてはならないのは、そのようなことからなのです。

以上のことをしっかりと理解していれば、基本的には何も怖い商品ではないことがわかります。

外貨建ての変額保険/変額年金は少し気を付けなくてはなりません。

ただ一点気を付けなくてはならない点があります。

円建ての商品はそこまで怖いものではないのですが、外貨建てとなると少し話が変わってきます。

現在の日本国内の低金利政策のもとでは運用しきれないのはご存知の通りです。

そこで保険会社各社は軒並み、金利の高い外貨建ての力を借りて運用し、契約者を喜ばせる商品として開発し、販売しているのでが現状です。

そういう事情もあり、今は円建て商品の方が珍しいぐらいで、むしろ外貨建て商品が普通となっている感すらあります。

 外貨建ては、為替相場の影響をもろに受けるので、円高局面での加入であれば喜ばしいのですが、円安局面ですと利回りが低下し、運用がうまくいかない場合があるので注意が必要です。契約時の為替相場が過剰な円安局面であれば、慌てて加入する必要はありません。じっくりタイミングを見計らい、様子をみながら、加入する時期を見極めます。

外貨建て変額保険/変額年金に、為替リスクを理解しないまま加入すると少し慌てます。

外貨建て変額保険/変額年金でクレームになるケースは、ほとんどが為替リスクの存在をあやふやにしながら説明をしたことにより、契約者の認識が浅いまま契約を結んでしまうケースがほとんどなのです。

契約者の無防備さにも問題があるわけですけど、それ以上に販売者たる保険募集人の知識不足、経験不足そして力量不足がこのようなクレームの種を巻いているのが問題化しているのも事実。

外貨建てがオーソドックスになっている昨今ではありますが、外貨建てだからこそ、慎重にならないといけないことを覚えておかなくてはなりません。

怖い側面も持ち併せる最近の変額年金ですが、ポイントを抑えておけば怖くありません。

というわけで、最後に変額保険/変額年金との上手な付き合い方を紹介します。

      1. 外貨建てがほとんどなので、投資をしている感覚で加入する。
      2. 最低保証がある商品があるものがほとんどとはいえ、為替によっては元本が保証されない商品も多い点に気を付ける。
      3. 変額年金にはターゲットタイプとラチェットタイプがあるが、運用成果が目標額に達すると年金原資を一括で受け取れるターゲットタイプが主流になっている。
      4. 変額年金の加入期間中、運用しているのと同時に決して安いとは言えない諸費用が差し引かれていることを理解しておく。
      5. 受取人は実際に相続の手続きをするであろう遺族を指定しておく。
      6. 元本割れリスクの軽減のためになかなか解約できないので、必ず余裕資金で加入すること。

保険と投資信託をたして2で割ったような商品ですが、以上のことを心得ておけば、ほぼほぼ資産運用をしている感覚になると思うのです。

いろいろな意味で余裕が大事な金融商品である、ということを覚えておいてください。

では、今日のところはこの辺で!ではまた!

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