
どうもです。FPひろき(@fp_hiroki)です。
お陰様で『あつ森』の記事がバズっております。
嬉しいですね〜。
やはり新型コロナウイルス流行の外出自粛の影響で、【Ninendo Swich】本体と『あつまれ動物の森』の需要が高まったということなのでしょう。
首都圏においてはまだまだ外出自粛は続くようなので、『あつ森』人気はまだまだ続いていきそうです。
新型コロナウイルスによる外出自粛をいいことに、今は暢気に『あつ森』をやってはおりますが...。
新型コロナウイルス終息後の、いわゆるアフターコロナのことを考えると、一概に喜んでばかりもいられません。
今日のブログ記事は、不安視されるアフターコロナの雇用環境をめぐる時事コラムです。
Contents
●アフターコロナはリーマンショック時の打撃を上回る雇用環境になる可能性も...。
しかしながら、新型コロナウイルスで需要が増えたものがあった一方で、需要が減り、企業業績が悪化することが予想されています。
新型コロナウイルス流行も長引き、ここにきて失業者が一気に増えてきた感すらあります。
それに伴い、大規模なリストラはもはや避けられない、という見方も増えてきました。
リーマンショックはおろか、1929年の世界恐慌をも凌ぐ大不況が到来し、街には失業者が溢れかえるシナリオも現実味を帯びてきたと言えるでしょう。
これは、次の時代の幕が上がろうとしているわけであり、新たな生き方を模索し、準備しておいた方が良さそうです。
はい、あなたがそう言うと思ってました。
う〜ん、そうですね〜..、まずは、
今までの常識を捨て、発想の転換を図る。
ここからはじめてはいかがでしょうか。
例えば、この危機的状況の中で、違う会社に転職する、というイメージを一旦脇に置いておき、
何かに転身を図る。
そういった捉え方をするのも一つです。
混沌とする時代においては、もしかしたらこのような考え方の方がしっくりくる可能性すらありえます。
だって、また会社員になったとしても、同じことが繰り返されるかもしれないじゃないですか。
もはや頼れるのは自分のみ...、みたいな。
FPひろきは、今回の新型コロナウイルス流行による混乱は、そのような時代の到来を意味するホイッスルなのではないか...とすら思っているのです。
今までの常識を疑うのであれば、会社員こそが安定し正解であるとも言い切れなくなったわけであり、安易に今まで常識とされていた落とし所に収まることに対しても、疑問を持っていきたいものです。
●中高年は更なる修羅場を迎える。大失業時代の到来はまたまた氷河期世代を直撃する。
新型コロナウイルス流行前にも、大企業を中心に、45歳以上の早期退職者を募集していたのがとても気になっていました。
45歳以上というと、バブル期に新採で入社した社員、はたまたバブル崩壊後の就職氷河期世代の社員が中心。
バブル入社組はさておき、ここでもやはり就職氷河期世代が割りを喰いそうです。
キャリアチェンジに対し、早めに準備をしておかなければ、大変なことになりかねません。
次なる生き方を考えていくときには、今までの常識を疑い、次の時代は何が求められるのかをじっくりと考え、組織に属さない働き方も含め、広い視野を持ちながら考えていきたいものです。
- 自分には何ができ、世の中に貢献していけるのか。
- 何をやっているときが一番幸せか。
- 報酬の有無に関係なく楽しめるるもので、探究心があるものは何か。
このあたりをしっかりと整理し、万が一の場合に備えましょう。
●アフターコロナの雇用環境悪化による日本国内の投資適格性を考える。
雇用環境の悪化は多くの失業者を生み出し、消費低迷に繋がっていきます。
個人消費は落ち込め、当然企業の売上は減退し企業業績が悪化するでしょう。
それに伴い従業員の給与の上昇は期待できずますます消費は低迷。
商品サービスを値下げしても、将来への不安から消費意欲が減退したままで一向に改善されず、ますます企業業績の悪化がを招く、といういわゆるデフレスパイラルも懸念されています。
企業業績が上がらなければ、当然従業員の給与も上がるはずもありません。
株主に対する配当も下げざるを得ず、投資家は日本企業への投資に消極的になっていくことも考えられます。
そうなると日本の税収も上がらず、国家財政の課題を克服するにも至らない。
このように、
雇用環境の悪化は百害あって一利無しなのです。
万が一、中高年を中心に失業者が増えるとなると、生活保護者が増加し、そこに対する給付も行わなくてはならないので、地方自治体や国の負担も増してきます。
ただでさえ、財政難だというのにです。
そのしわ寄せはいずれ、血税という形で我々に返ってくるでしょう。
これらを踏まえて考えても、日本は投資対象国としてもあまり魅力的には映らない...。
日本国内株や債券への投資を考えている人は、そのあたりも考慮する必要性がありそうです。
将来の日本全体の未来像としてボリュームダウンは否めませんが、各々の企業にとってリストラは投資面においてむしろプラス要因だったりします。
なので個別具体的な検討はその都度必要になってくることは言うまでもありません。
●アフターコロナこそ日本にとっての大ピンチ。それをチャンスに変えられるかが日本の将来を占う鍵になる。
新型コロナウイルスが終息し、外出自粛が解ければいよいよ経済活動が活発化してきます。
経済活動が正常に戻り、喜ぶ事業者の方が多くいるのは素晴らしいことです。
しかしながら一方で、大企業を中心に雇用調整を図られる可能性が高くなってきました。
新型コロナウイルス流行の影響による業績不振であることは言うまでもないのですが、社会構造の変化に伴う人員整理も大いにありうるのです。
AI化し店舗の縮小を図り、人員整理をしている金融業界がその際たる例でしょう。
完全に次の時代に突入したことを考えると、
いざとなったらジョブチェンジをし、一からやり直す覚悟が求められる時代になった、とも言えます。
とはいっても、中高年の企業への再就職はますます厳しいものになりました。
であるのなら、もはや企業や社会に依存しない生き方ができることが理想的なのではないか...。
FPひろきは、今後の日本を生き抜く上で、これらの発想の転換こそが大事になってくるのではないか、と思っているのです。
そのあたり以前のブログ記事に書いているので、併せてお読み頂けると幸いです。
雇用大流動化時代において、それ相応の努力をし結果を出した者が、望み通りの素晴らしいジョブチェンジを図れ、活気ある日本を取り戻すことができれば、きっとまた眩いばかりの陽が昇ると信じてやみません。
皆さま、次の時代をワクワクしながら頑張って生きていきましょう。
ではでは。