
どうもです。
5月に入り、資格取得の学習に拍車を掛けていこうと決意をしたFPひろき(@fp_hiroki)です。
ブログ記事の執筆も勉強の合間をみてのものになりそうです。
さてさて、今日は、先頃発表された、
【1-3月間米国GDP速報値】
についてです。
これには新型コロナウイルスが米国で大流行してからというもの、
ずっと注目していた指標の一つでした。
首を長くして待ち続けたこの指標が、いよいよ出たところなので、
思うことを書き綴っていこうと思います。
Contents
●【1-3月間米国GDP速報値】は-4.8%。予想通りの厳しいものとなりました。
新型コロナウイルスの流行が、世界経済の危機的状況を突きつけているのはご存知の通りです。
世界経済の中心地の米国が、新型コロナウイルスの猛威に襲われているわけですから、なかなか世界経済が立ち直っていくはずがありません。
そんな中、発表された【1-3月間米国GDP速報値】。
ごく簡単にいうと国内で商品を買ったり、家を建てたりして使われたお金の総計ともいえます。
GDPの中には、海外で生産したモノやサービス、また商品の原材料費などは含まれません。
このGDPが前年同期や前期と比べてどのくらい増減したのかを見ることで、国内の景気変動や経済成長を推定することができ、それを「%」で示したものを経済成長率といいます。
国内で新たに生産されたモノやサービスの付加価値は、その付加価値を生み出すための賃金(報酬)として国民に分配され、その分配されたお金を使って、国民はモノやサービスを購入します。ですからGDPが増えたということは、一般的にはお金が国の中でたくさん回っていて景気が良いといえるのです。
なんと、
年率-4.8%
リーマンショック以来の衝撃的な数値。
あれ以来のマイナス成長ですか...。
しかしこの状況下なので、予想通りと言われればその通りだったので、
マーケットは意外と冷静に受け止めているようです。
●【1-3月間米国GDP速報値】の発表を受けてのマーケットの反応には注視していきたい。
新型コロナウイルスの影響で、
株価や基準価格が下落しましたけど...、
今が買い場ですか?
このような質問を多々受けるのですが、【1-3月間米国GDP速報値】の発表前は、
以下のように答えていたのを思い出しました。
そうですね〜、いろいろ選択肢はあるでしょうけど、
ひとまず慌てずに、
【1-3月間米国GDP速報値】を見てから
判断するのも一つかもしれませんよ..。
FPひろきの申し上げたかったことは、
投資性商品の買い場であることは変わらないのですが、
いつ購入すればいいか、の判断が大事になってくる、
ということだったのです。
少し上げてきたとはいえ、相場が下落している今、
また更に下げるタイミングがあるとするのならば、
まさにこの発表を受けたタイミングなんだろうなぁ〜、
と以前から踏んでいたわけです。
早速、今日の日経平均株価は、米国経済指標を受けて、
前日から約319円の株安から始まっています。(5/1午前10:16現在)
出典:google
投資性商品の購入を検討しているあなたは、
しばらく相場から目が離せない局面になったといえそうです。
●経済活動が再開されつつある世界各国。今は景気が上向くか、長引く不況に突入するかの瀬戸際。
米国の先週の『失業保険申請件数』が300万件を超えたとのことです。
経済活動が始まる、という明るい話題がある一方で、
このような暗い話題があるのも現実です。
米国経済が本来の力強さを取り戻すかは、
早期の経済活動再開にかかっていると言えるでしょう。
レイオフ(一時解雇)が一般的な米国の労働者にとって、
早期で再就職できるかが、生活を安定させる意味でも非常に重要な事なのです。
GDPの7割を占める米国の個人消費。
活発な個人消費無くして米国経済の復活はあり得ません。
そのためにも、新型コロナウイルスの終息に目処を立ててもらいたいものです。
●「米国経済が下向いている今だからこそチャンスだ!」と前を向く投資家たち。
また、この状況だからこそチャンスと捉え、投資を考えている人が多いことも知っています。
もしあなたが米国株に積極的に投資をしようと考えているのであれば、
どのぐらいのスパンで株式投資を考え、どれだけのリターンを望むのかを
割り出すことが重要になってきそうです。
さらに、将来の米国経済の予測、社会情勢や国際情勢も頭に入れておくと、
資金シフトの計画が立てやすくなるので、相場観察と勉強はマストです。
これらを踏まえた上で、もしあなたが、
「米国の景気が長い不況に突入するのではないか...。」
と考えるのであれば、ETF(上場投資信託)などの方が、
多少リスクを抑えられて良い場合もあります。
個別株では、長い不況の中においては、企業倒産リスクを抱えることになりかねません。
やはり短期的には、米国個別株投資となると、慎重な判断が求められるでしょう。
それでも、米国は投資対象国として魅力的であることは変わらないので、
長期投資でも悪くない選択だという見識は一切変えていません。
何はともあれ、
新型コロナよ〜〜〜、
どっかいけ〜〜〜!!
という感じではあります、はい。
そんなところで今日はこのへんで。
では。