
どうもでーす。
在宅ワークという名にかこつけて、ブログ記事をシコシコと書き溜めているFPひろき(@fp_hiroki)です。
金融リテール営業職として、また金融ブロガーとしてやってると、どうしたって定期的にやってくる経済指標の発表を避けて通るわけにはいきません。
金融マンの端くれのFPひろきは、常にマーケットと指標に触れ合い分析することが仕事になります。
なので、やはりそれらにはこのブログでも触れておきたい...。
そんな気概と拘りを持ってこのブログを運営しているのであります。
今日は投資判断をしていく上で気になる経済指標の一つである、3月度の
『米国住宅物件着工件数』の発表が4/16にありましたので、それについて記事にしておきます。
Contents
●『3月度米国住宅物件着工件数』は22%減少。新型コロナウイルスの影響を受け厳しいものとなった。
3月度の『米国住宅物件着工件数』は、前月の改訂値から22.3%減とやはり大きく落ち込みました。
無理もありません。
世界を震撼させている新型コロナウイルスの影響をもろに直撃したわけですから。
先行きの不透明感から、建築意欲が大きく減退したものと思われます。
米国の建設業界は急激に冷え込み、厳しい局面の入り口に立たされました。
●2019年7月以降、米国の『住宅物件着工件数』はずっと堅調だった。
好調な米国経済に乗っかるように、『住宅物件着工件数』も順調に推移していました。
先日アップしたFPひろきのブログ記事でもそれがしっかり読み取れます。
新型コロナウイルスの影響を受ける前の1月度における『新築住宅着工件数』をみる限り、米国経済はすこぶる調子が良く、底堅さと力強さを感じさせるものでした。
ところが一転してこの悪夢のような数値...。
嗚呼、新型コロナウイルス...。
どうしたものでしょうか。
●新型コロナウイルスに米国経済は敗れ去るのか..。流行が長期化すれば、米国経済は致命傷を負いかねない。
新型コロナウイルスが収束し、懸念事項が払拭されたとしても、先行き不安までも払拭することはできないのかもしれません。
今後もしばらくは米国の『住宅物件着工件数』の増加は望めないでしょう。
経済が止まっている米国の国内経済においては、景気がこのまま悪化の一途を辿る可能性がかなり高いものとなってきたからです。
長らく世界の覇権を握ってきた米国が、いよいよ冷飯を食わされる時代に突入したともいえます。
新型コロナウイルス流行後、出てくる指標のほぼすべてにおいて絶望的な数値ばかり。
見るのがほとほと辛くなってきました。
米国の国内経済は、新型コロナウイルス流行が長期化すればするほど致命的なものとなり、景気回復に時間が掛かってくることでしょう。
●3月期の『米国住宅物件着工件数』の低調さを受けて、今後の米国経済と世界経済を占う。
新型コロナウイルスの影響で、悪い結果の指標を見るにつけ、
1929年のような世界恐慌がやってくるのか..。
そう思わされるのです。
その場合、自分の雇用は確保されるのか。
はたまた不景気から失業してしまうのか。
景気対策で財政出動したしっぺ返しで、日本は財政破綻を引き起こさないか。
国際社会は、新型コロナウイルス発生拡散責任をめぐる戦争に発展しないか。
そんな不安が付きまといます。
米国経済は世界経済を左右するのは言うまでもありませんが、その前に世界が平和でないと経済活動もおぼつきません。
中国の野望をいなしつつ、世界経済を発展させていくために、アフターコロナの世界情勢を気にかけておかなくてはならないでしょう。
何はともあれ、アフターコロナの世界情勢の安定の鍵は、中国との付き合い方に掛かってきそうです。
中国が覇権主義を露骨に見せ始めた昨今、米中が戦争に突入しかねない緊張感溢れる新たな時代の幕が開けたのは確かです。
世界各国がどちらの大国に付くか。
新たな国際政治の枠組みが出来上がり、経済もそれによるところが大きくなりそうです。
時代は大きく変わります。
覚悟しておきましょう。